売却事例のご紹介

畑中不動産事務所

土地売却の背景と経緯

ひとつ不動産売買のお取引が終わりましたので、売却事例としてご紹介いたします。
今回は、昭和50年代前半に購入された土地の売却をお手伝いいたしました。当時はオイルショック後の経済低迷から脱却し、緩やかな回復が始まった時期でした。一部地域では投機的な地価上昇の兆候が見られ、後のバブル経済の端緒が垣間見えました。この時期に土地を購入された方々は、すぐに家を建てる予定がなくとも、子供や孫のため、または投資目的で購入された方が多かったと考えられます。

長年にわたり所有されてきた土地を、所有者の代で整理しようということとなり、売却処分が決まりました。

適正価格の算出

この土地はしばらく前から、他の不動産会社から、売却に出されていました。どうすればよいかとご相談を受けたことからお話が始まったのですが、当社では販売価格が適正でないと判断。取引事例やその土地のもつデメリットを考慮し、売却可能な価格を算出して価格改定を行いました。
その結果、3か月を待たず、次の世代の若いご夫婦に新築マイホームの建設地として購入いただくことができました。新しい家が建ち、そこに新しい生活が始まることは非常に喜ばしいことです。

不動産には相場や適正価格があります。不動産会社の営業マンは、高く処分できるように協力したいという気持ちがあるのですが、売主と買主の間に入る仲介の立場である私たちは両者が笑顔になる取引きを目指していきたいものです。

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