しばらく忙しすぎて、地価公示を分析できていなかったので
遅ればせながら、データチェックをしたいと思う。
国土交通省が3月26日に公表した24年の地価公示価格によると
全国の全用途平均は2.3%上昇、住宅地は2.0%上昇、
商業地は3.1%上昇となったそうだ。
三重県を見てみると、住宅地が0.2%上昇、商業地が0.2%上昇。
昨年は、住宅地が0.2%下落、商業地が0.3%下落だった。
バブルがはじけ、1993年発表分からずっと下がり続けていたので
上昇したことは喜ばしい。
では、津市の街はどうだったのだろう。(以下は住宅用地)
観音寺町766-33 上昇 前年87千円/㎡→今年90千円/㎡
上浜町1-17-2 上昇 49→50
白塚町1-135 横ばい 37→37
津興109-50 横ばい 26→26
安濃町今徳795 下落 10→9
南ヶ丘3-10-12 上昇 75→77
一身田中野389-8 横ばい 44→44
長岡町800-399 上昇 64→65
城山2-29-1 横ばい 41→41
上浜町6-244-16 上昇 62→63
寿町15-35 横ばい 38→38
海岸町20-4 横ばい 22→22
高茶屋4-40-16 上昇 39→40
南丸之内9-50 横ばい 58→58
河芸町上野804 下落 23→22
半田3251-26 横ばい 33→33
大園町16-38 横ばい 59→59
大谷町118-7 上昇 116→119
岩田19-8 横ばい 57→57
押加部町10-30 横ばい 58→58
雲出本郷町1504-16 横ばい 33→33
神納町6-8 横ばい 30→30
津興365-29 下落 26→25
桜橋2-84-1 横ばい 62→62
江戸橋2-59-16 横ばい 36→36
久居持川町2347-5 横ばい 44→44
久居野村町372-39 上昇 58→59
久居幸町1081 横ばい 46→46
川方町498-5 上昇 37→38
香良洲町25-12 横ばい 16→16
久居野村町563-2 上昇 39→40
安濃町川西592-17 横ばい 21→21
河芸町浜田553-28 上昇35→36
香良洲町676-1 横ばい 12→12
大里睦合町810 横ばい 21→21
半田1944-3 下落 21→20
夢が丘1-7-13 上昇 46→47
片田新町65-3 横ばい 28→28
戸木町5583-19 横ばい 19→19
久居藤ヶ丘町2656-90 横ばい 32→32
河芸町南黒田444-5 横ばい 11→11
高野尾町1812-2 横ばい 13→13
久居野村町606-47 上昇47→48
上昇地点13 横ばい26 下落4
横ばいが多いとはいえ、上昇:下落が13:4。
大谷町や観音寺町など一部の地域のみ上昇のイメージであったが、
今回は上昇地点が多い。
本当に上がっているのか、それともコロナの下振れの反動か。
大都市はさらなる上昇が確実視されるが、地方は都会に引っ張られていくのか。
マイナス金利政策解除の影響や相続登記の義務化もどのように市場へ作用するものか。
来年の春のデータが待ち遠しい。