3月22日。今年も公示価格がに発表されました。
公示価格(公示地価)とは、
適正な地価の形成に寄与するために、
国土交通省土地鑑定委員会が
毎年3月に公示する標準地の価格です。
地価公示法に基づいて、
全国の分科会に属する鑑定評価員(不動産鑑定士)が
毎年1月1日時点の1㎡あたりの正常な価格を
判定しています。
全国的にみると、
住宅地や商業地といった全用途の全国平均が
前年比1.6%の上昇だったようです。
往来の回復や海外マネーの流入で都市部の商業地が伸びたものの、
地方では価格下落も続いています。
三重県の平均は前年度より0.7%下落で、
これは30年連続のマイナスです。
上昇に転じた全国や3大都市圏と比べると
出遅れが目立つ結果となりました。
住宅地 ▼0.7%
商業地 ▼0.8%
工業地 ▼0.2%
津市の様子を見てみると、
津駅西側は上昇。
大谷町は1平方メートルあたり、
11万4千円と0.9%の上昇です。
なお、大谷町は三重県の住宅地のトップ。
3位が観音寺町です。
三重県の商業地3位の羽所町は
平米24万9千円ですが
マイナス0.8%となっています。
津市の全体の数字を見渡すと
津市の海側はマイナス。
津駅西や南が丘、久居がプラスとなっていますね。
さてさて、来年こそは上昇に転じるものか。